こんにちは。だいだい先生です。
今回は、アオアシでエスペリオンユースチームを率いる福田達也監督についてです。
福田監督の現役時代の経歴や怪我、野望について書いていこうと思います。
少しネタバレも含んでいるので、全く読んでいないでネタバレされたくない!という方はご注意くださいね。
福田達也(ふくだたつや)のプロフィール
福田達也監督は現在35歳、18歳の時にエスペリオンに加入してプロデビューを果たします。
その後プロで早速好成績を残して21歳の時にスペインのサバデルに移籍します。
日本代表にも選ばれてMFとして活躍をします。
現役を引退後、エスペリオンにユースチームの監督という形で復帰しました。
現役時代の華々しい成績やそのカリスマ性からユースチームでは選手たちの憧れの的となっていて、選手全員から慕われています。
華々しい経歴から壮絶な過去
福田監督は現役時代、若くして海外移籍を果たすなど素晴らしい経歴を持っています。
スペイン1部のサバデルSCに移籍した時には、バルセロナとも対戦をして3ゴールと圧倒的な存在感を残していました。
しかし、その年の最終節に左足に壮絶な怪我を負い、その後復帰するもののマイナーリーグを転々として引退していきました。
怪我のシーンについて、多くは語られていませんが、福田監督や花の回想シーンからその壮絶さが物語られています。
また、船橋戦でアシトが無謀なプレーをしている際に、福田監督も自身の左膝を気にするシーンから福田監督の怪我も似たような無謀なシーンで生まれたものなのか?と推測されます。
華々しい経歴の裏に壮絶な苦しみがあり、そんな苦しい場面も経験しているからこそ選手を第一に考えた育成ができているのだと思います。
世界一のクラブユースになるという野望
福田監督は度々、エスペリオンユースを世界一のチームにするという発言をしています。
日本だけにとどまらず、世界にも通用する選手を多数育成する。
その過程として、プロチームがユース出身者で半分以上占められるべきだとも発言しています。
世界一のクラブユースになるという野望のため、世界基準の戦略や戦術を取り入れて「どこに行っても通用する技術」を選手たちに指導しています。
ただ育成するだけでなく、監督自らスカウティングを行い、アシトや阿久津といった他のチームでは絶対に見つからないような逸材を自らの目で見て発掘しています。
アシトに出会ったのも愛媛の片田舎の海ですし、阿久津に出会ったのは京都のゴミ屋敷でした。
野望とそこに至るまでの過程、必要なピースが福田監督の中で明確にあり、みているだけでワクワクしてきます。
アシトをSBにした理由
アオアシの中でも衝撃的なシーンがアシトをSBにしたシーンです。
それまでFWとして十分に活躍をして結果も残していたのに、まさかの転向でした。
もともと福田監督はアシトをSBに転向させるつもりで入団させて、まずFWとして基礎技術やユースのサッカーを学んだ上でSB転向を告げるというプランを持っていたそうです。
SBというポジションの特性と、アシトの持っている「俯瞰の目」という才能。
出会った瞬間からこの二つのマッチングの高さを見抜いていたのはさすがです。
普通、視野の広い選手を見たら即座にMFにしよう!と思いそうですが、アシトの技術力や戦術も何も知らないサッカーをしていたということまで考えていたそうです。
育成の視点も持ち、選手を潰さずに理想のチームを作っていく手腕が素晴らしいですね。
監督としても実力者
福田監督は、言うまでもなく監督としての実力も抜きんでています。
個人的に好きなシーンは船橋の監督と、青森星蘭の監督とそれぞれ試合前に会話を交わすシーンです。
船橋の監督からは試合後に「選手は君のようにはできていない」と言われ、青森星蘭の監督からは試合前に「若い指揮官の悩みが、チームに出ている」と言われます。
船橋戦では素晴らしい戦術で5レーンサッカーを完成させます。しかし、あと一歩のところで船橋の高速カウンターに圧倒されてしまいます。
福田監督自身が、船橋戦で得た自信と不安を乗り越えて青森星蘭戦に望みます。
青森星蘭に対してみせる福田監督の采配は鳥肌ものでした。
福田監督とヒロイン・花の関係性
福田監督と花は義兄妹
花が5歳の頃、福田監督が現役でスペインに移籍する前にお互いの親が結婚します。
福田監督はその場で「母さんにいい人がいてよかった」と親思いの発言もしています。
花は福田監督のことを「兄い」と呼ぶほどに慕っていて、その繋がりからエスペリオンの練習のお手伝いをしたり、食堂で料理を作る手伝いをしています。
花は福田監督のことが好きだった?
花自身、福田監督と「結婚すると思っていた」と発言しています。
福田監督の現役時代の「目」が好きだったとも発言しています。
花は福田監督が現役時代に圧倒的な活躍をしてチームに得点をもたらす姿が好きだったわけであり、監督の福田監督が好きなわけではないと考えられます。
また、アシトに対して「好きな選手に似ている」と発言しているように、出会った当初アシトを福田監督の現役時代と重ねてだんだんとアシトに惹かれるようになっていったのだなと思います。
まとめ
福田監督の現役時代の活躍と苦しみ、またその経験を監督として生かしている監督としての凄さを振り返ってきました。
どの経験がなくなったとしても福田監督の良さは出ていなかったと思います。
やはりアオアシはキャラクターの背景と作り込みが素晴らしいなと思わされました。
他にもアオアシのキャラクターについて語っている記事がありますのでぜひ読んでみてくださいね。
コメント